粘膜注射療法

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粘膜注射療法

鼻炎の最新治療 「粘膜注射療法」

粘膜注射療法は、鼻炎を始めとする様々な耳鼻咽喉科疾患を対象にした最新治療です。鼻やノドの粘膜から炎症や肥大などの異常を直接取り除くことで速やかに効果が表れ、鼻炎でも数年程度の効果の持続が期待できます。

その即効性・持続性の高さにも関わらず、従来の外科的治療のように粘膜を傷つけることがない侵襲性の低さが最大の特長です。副作用がないため、軽症から重症まで安心して適用できます。

治療対象となる主な疾患・症状

花粉症・アレルギー性鼻炎 炎症により腫れた鼻粘膜を正常な状態に復元することで、鼻水・鼻づまり・くしゃみ等の症状が改善されます。
後鼻漏 粘膜注射療法は、特に進行した後鼻漏症状の治療に適しています。鼻粘膜が変性してしまい、薬物療法では効果が得られにくい場合でも治療が可能です。
術後後遺症 過去に粘膜の切除手術や蓄膿症(副鼻腔炎)の手術を行ったことで、粘膜が強い刺激により変性してしまうことがあります。そのような症例にも粘膜注射療法を適用できます。
いびき 肥大したノドの粘膜を減量します。粘膜注射療法の開発は、いびき治療を発端に考案されました。また、いびきをかく人は鼻づまりで口呼吸となっている場合が多く、一度、鼻炎治療の診察を受けることをお勧めします。

粘膜注射療法の仕組み(鼻炎の場合)

鼻の粘膜が炎症すると、粘膜内の鼻腺・血管・神経の反応によって鼻水・かゆみ・くしゃみなどの症状が現れ、 また、腫れた粘膜が鼻づまりを起こします。鼻炎の治療は大きく分けて、薬で一時的に炎症を抑える内科的治療と、レーザー焼灼や切除により炎症した粘膜を直接取り除く外科的治療です。外科的治療は即効性や持続性が高い反面、鼻粘膜が本来持っている加温・加湿・除菌などの生理機能も損なわれてしまうため、より重症の場合に適用されます。

粘膜注射療法は、身体をバリアーする鼻粘膜のこれら生理機能を維持させたまま、症状を更に効果的に改善する外科的治療です。炎症した鼻粘膜内にエタノールを主成分とする薬剤を注射し、その凝固作用により粘膜を内側から収縮・減量します。鼻粘膜のバリアー機能が備わる粘膜上皮(表面)にはほとんどダメージを与えず、余分な鼻腺・血管・神経がある鼻粘膜の下層部分のみを効率よく取り除くことが可能です。

また、鼻粘膜のバリアー機能が維持されるため、粘膜上皮を取り除く外科的治療よりも鼻炎が再発するまでの期間が長くなり、多くの場合は数年単位で効果が持続します。

粘膜注射療法の仕組み(鼻炎の場合)

実際の治療

粘膜注射療法は、特別な症例を除き、一度の施術で治療が完了します。局所麻酔と注射処置を行う数時間程度の手術で、入院の必要はありません。術後の痛みや出血もほとんどなく、身体的・精神的負担が少ないメリットがあります。粘膜注射療法をご希望の場合でも、適用を診断するために、まずは診察・検査を受けていただく必要があります。

さらに詳しく知りたい方のために 
粘膜注射療法の詳しい内容について、治療事例などを以下の専門サイトにまとめています。
『粘膜治療イノベーション』

また、当クリニック院長・呉孟達による著書『鼻すっきりの健康学』が2010年に講談社から出版されています。疾患のテーマは花粉症ですが、粘膜注射療法について詳細に解説しており、薬剤の作用や他の治療法との比較など、治療を検討する他の疾患の方にも参考にしていただける内容です。
『鼻すっきりの健康学 花粉症に負けない知識と「粘膜一本注射療法』

書籍のご紹介

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